今日は、二十四節気のはじまり「立春」です。
暦の上では今日からが春。ところが記録的な暖冬が続いているようです。東京でも1月に春のような暖かさとなった日もありましたが、朝晩の冷え込みは、まだ続きそうです。
こんな季節にうれしいのはやはり鍋物。温かい湯気を囲めば身も心も温まります。家族や仲間が集まり、大きな土鍋が活躍している食卓も多いことでしょう。
今回は、そんな土鍋のお手入れにぴったりのたわしを紹介いたします。
土鍋の焦げ付き対策には天然素材のたわし
鍋物はもちろん、ごはんを炊くために愛用されている方も増えている土鍋。
お手入れの悩みといえば「焦げ付き」です。
ゴシゴシとこすり取ろうと、金属やナイロン製のたわしを利用したくなりがちですが、土鍋の表面を傷つけてしまうと、そこからさらに焦げやすくなる可能性があります。無理にかたいもので擦ることは避けてください。
軽い焦げであれば、ぬるま湯にしばらく浸けおいてふやかします。ちょっと手ごわいものは、焦げてしまった材料をチェック。肉・魚・お米などなら重曹、野菜やきのこであれば酢やクエン酸が有効です。どちらの場合も適量を水に加えて軽く煮立たせ、冷めるまで浸け込んで焦げが浮いてきたら、天然素材のたわしで軽くこすり落としてあげてください。強く押し付けたり力をいれたりする必要はありません。
小ぶりなチビッコサイズや、定番の「亀の子束子」、ロングタイプなど個性豊かなたわしの中でも、土鍋洗いに特におすすめなのはベーグルのようにまんまるな「白いたわしシリーズ」。
縄かけのないタイプなので、側面まですべて使うことができます。土鍋特有のかえしや底・ふたの曲面にも丸い形がぴったりフィットして、しっかり汚れに届きます。繊維が短く刈り込まれているので、擦っても水はねも少なめです。
亀の子束子のたわしの中でいちばんやわらかいサイザル麻と、しっかりかためのホワイトパームの2タイプが繊維ごとに大小2サイズ。お好みや使いやすさでお選びいただけます。
やわらかめの「白いたわし サイザル麻」はふきとる感覚に近く、傷つきやすいステンレスのシンクなどにも適しています。
かための「白いたわし ホワイトパーム」は野菜洗いなどにも活躍。根菜の薄皮もあわせて落としたい時にも便利です。
使い方も描かれた化粧箱入りで、ちょっとしたプレゼントや手土産としても人気です。
直営店およびウェブサイトでは、直営限定品として、二種類の「白いたわし」のちょうど中間のかたさ、腰のある棕櫚を使用した「棕櫚いたわし」も販売中です。こちらは小さめサイズのみですが、店舗にお越しの際は、ぜひお手にとって違いを感じてみてください。