たわし二十四節気

おひさまの力とたわしの除菌【穀雨】たわし二十四節気

今日は、二十四節気のひとつ「穀雨」です。
春雨が田畑を潤すことから名づけられたもので、「春季」最後の節気です。次回からはいよいよ夏のはじまりです。

日差しに力が感じられるようになる季節、「この季節が紫外線が最も多い」「初夏の紫外線は真夏と変わらない」などと言われることがありますが、気象庁によると、「オゾン層での吸収がほとんどないUV-A領域の紫外線のことと考えられます(特に6~7月に梅雨時期となる地域に当てはまります)。」とのことです。

気になる日焼けに強く影響するのはUV-Bとされますが(特に赤くなる日焼け)、UV-Aも長時間あびると肌への影響は避けられないため注意が必要です。

「天日干し」で殺菌効果の理由は紫外線

さて、紫外線といえば、殺菌効果があることでも知られており、医療器具の殺菌装置などにも使用されています。(下記グラフは黄色ブドウ球菌数の例)

引用 2014年 エフシージー総合研究所調べ

古くから、太陽光に強い殺菌力があることは生活の中で伝えられきました。今も布団の天日干しなどの習慣が定着しています。この殺菌力を発揮しているのが、太陽光に含まれる紫外線です。費用もかけずに日用品の殺菌ができるのもうれしいポイント。このパワーは見逃せません。

たわしのお手入れにも天日干しがおすすめ

亀の子束子で、ご使用後のお手入れとして、この「天日干し」をおすすめしております。乾燥と紫外線殺菌を合わせることにより、さらに効果を発揮します。

日々ご利用いただいた後は、よくすすぎ、水気をきって風通しのよいところで乾燥させて保管していただくよう、お願いをしておりますが、さらに週に一度ぐらい、お天気の良い時に天日干しして頂くと、より清潔にお使い頂けます。上記で図表引用させていただいた研究所によれば、10時~14時の4時間が特に効果が高く、おすすめだそうです。

ベーグルのような丸い形が人気の「白いたわし」シリーズ。写真右の2品は、サイザル麻を使用した吸水性の高いやわらかめのたわしです。

実は、この真ん中に穴のあいた形は、デザイン性ばかりではなく、たわし自体の水切れの良さを維持して、乾きやすくするための工夫の結果です。日々しっかり乾燥させたら時々は天日干しで殺菌。両面まんべんなく日にあてて、いつも気持ちよくご利用いただけるとうれしいです。

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