今日は、二十四節気のひとつ「白露」です。
夜中に大気が冷えて、草花に朝露がおりはじめる頃とされています。厳しい暑さもそろそろおさまってくることを願いたいものです。
ホワイトパームの「白い」たわし
「白露」と聞いて、思い浮かんだたわしは「ホワイトロング」。(駄洒落のような話で恐縮ですが。) 普段は取材機会の多い元祖「亀の子束子」シリーズや「亀の子スポンジ」などと比べるとどうしても地味な存在になりがちですが、安定した人気のロングセラー商品です。
亀の子束子で「白」といえば、サイザル麻・ホワイトパームと二種類の素材を使用した「白いたわし」シリーズがあげられます。特に柔らかめのサイザル麻を使用した「白いたわし サイザル麻」は箱入りで贈り物にも好評の一品。(写真は大サイズ)
ところが、この「白いたわし」シリーズが発売される前から「ホワイト」を名乗って販売されていたのが「ホワイトロング」です。ホワイトパーム素材を使用したロングタイプのたわしで、半分を茶色いパームで仕上げたツートーンカラーの「ハーフハード」や「よりどころ ホワイト・ブラウン」とあわせて店頭で目を引く存在です。
ホワイトパームは、元祖「亀の子束子」シリーズにも使用されるパームやしの繊維を過酸化水素水で脱色したもので、しっかりとしたかための繊維です。「シマシマ」シリーズでは鮮やかなカラーの化繊と組み合わせて使用されています。
パームやしを使用したたわしは、これからの季節、秋の味覚の芋類の泥落としや、根菜洗いにぴったりです。かための繊維を活かして、牛蒡・人参などは泥を落としながら薄皮も取り除くことができます。また、バーベキューの網や鉄板洗いにも活躍します。
使いやすさが人気のロングタイプ
「ホワイトロング」と「ハーフハード」は、どちらも繊維を短く刈り込んで少しスリムな仕上がりのロングタイプ。握りやすいので力が入れやすく、平らな面はもちろん、先端やサイドなどたわし全体を使うことができるので、底の深いカップなどを洗う時にも便利です。また、豊富なカラーで色ごとに用途の使い分けが可能な「シマシマロング」は、水切れが早くアウトドアシーンでも好評です。
同じロングタイプでも、使用している繊維によってかたさが変わります。「棕櫚たわし極〆 No.5」は直営谷中店でも人気の万能タイプで、カゴやザルなどの竹製品やグラスにも安心してお使いいただけます。
利用頻度の高いたわしユーザーにもファンの多いロングタイプ。使いたいものにあわせてお気に入りのかたさを探してみてください。