強度と柔軟性を併せ持った棕櫚のたわしは「腰(コシ)」で洗います。

亀の子束子がたわしを発明された時に使われていたのは、棕櫚の繊維でした。

棕櫚たわし極〆シリーズは、棕櫚の木の皮の繊維を贅沢に使い、高い技術を持つ和歌山工場の熟練職人が手作業でひとつひとつ手で制作しています。職人によって、素材の良い部分のみを選りすぐり、たわしの大きさや用途によって、適材適所に合った繊維を使用して仕上げています。

木のまな板などの木製品をはじめ、テフロン・ホーロー・ステンレス製品の洗浄やあけび、籐かごなどのホコリ取や艶出しにお使いいただけます。

キッチンにはもちろん、1つあると重宝するたわしです。

棕櫚たわし極〆 No.1

棕櫚たわし極〆 No.2

棕櫚たわし極〆 No.3

棕櫚たわし極〆 No.4

棕櫚たわし極〆 No.5

棕櫚たわし極〆 No.6

たわしの品質は、繊維の密度ばかりで決まるものではありません。たわしの大きさや用途、使用箇所によって、棕櫚の繊維の中でも、根・先端と太さかたさをこだわって使い分けています。

棕櫚の繊維について

強度としなやかな弾力性を併せ持った細い繊維は、細かい所にも入り込み汚れを掻き出します。
また、繊維自体の油分により水を寄せにくくするため、乾きやすい特徴を持っています。

棕櫚繊維は、古くから魚網、つるべ井戸の縄、竹垣を縛る縄、運搬・荷造り用・建築用の縄やロープとしと利用されていました。
茶室やお寺などに使用される棕櫚皮を裏床にあてがった畳は湿気に強く、20年たっても棕櫚皮部分の傷みはほとんどなく、畳床としては最高級と言われています。